ロンドン北西のＷａｔｆｏｒｄ（ワトフォード）にて９月にＢｕｓｙ Ｂｅｅ
Ｃａｆｅ（ビジービーカフェ）Ｒｅｕｎｉｏｎが開催された。このカフェは当時Ａｃｅ
Ｃａｆｅと同様にＲｏｃｋｅｒｓが集まるカフェとして有名。だが、日本ではその名はほとんど知られていない。Ａｃｅ
Ｃａｆｅがもてはやされるのは、その立地条件にあったと思う。ロンドンの都心部ではなくて、ほんの少し離れたところにあり、そこまでの道のり「ノースサーキュラー」は幅が広い道路なのでぶっ飛ばしやすい。集まる場所としては最適だったためと思われる。実際、その当時各ローカル毎にＲＯＣＫＥＲＳが集まるカフェが多数あったのではないだろうか？だから、こちらの息が長いＲＯＣＫＥＲのライダースを見ていると、色んなカフェの名前がペイントされていて面白い。
 さて、脱線してしまったけど、行って来ました、ビジービーカフェリユニオン！何をするのか？これがまたユニーク。集まる場所はそのカフェの跡地。そこは今ではヒルトンホテルの敷地内。まだまだロンドンの道に慣れてない遠出（その
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| 当時の床!! 興奮!? |
頃の自分にとっては）で地図と格闘しながら着くと、白い旗でお出迎え。何があるのかというと、ある芝地の一角（１メートル四方）を掘り起こして当時の店のフロアを出して眺める！というイベント。とはいっても、みんながみんな「おぉ！」と眺めるのではなくて、こうして集まるための口実な訳です。中には数百キロの道のりを経て訪れるおやっさんもいたりして、、、そんな時、約１０台のベロセット軍団が「黒革」に包まれてやってきた！しかしほぼ全員が楽ちんなライディングウェアを着用！
けれど、圧巻！あるおやっさんが「当時、このあたりが入り口で、同じようにベロセット達が一斉に店の前に並びつけたことがあったなぁ」なんて教えてくれたりして大興奮！ええ歳した人たちが、この日を楽しみに集まってくるんだから胸が熱くなる。あとは、当時の写真やバッジなどを販売、ラッフルという抽選会とバイクコンテストがあって終了。のんびりとした良いイベントだし、なんと言っても旧車やＲＯＣＫＥＲＳが多い！
  ここで出会ったＲＯＣＫＥＲＳの中に一際「いかつい」おやっさんたちが！それまではスタッズ、バッジでデコレートされたＲＯＣＫＥＲＳなんてほとんど見たことがなかっただけに（ＡＣＥでさえ！）、嬉しくもありビビった。彼らは後に仲良くしてもらうＢａｔｔｅｓｅａ
Ｒｏｃｋｅｒｓ（バタシー・ロッカーズ）の面々。その中の一人が話しかけてきた！「お前、日本のバンド、シェイキンロッカーズって知ってるか？レコード買いたいねんけど」、一瞬耳を疑った。「え？それ自分がいる（いた？）バンドで今レコード持ってきてるよ！」「じゃあ、一枚買うよ」と！感動して一緒にワッペンも渡すと、仲間の人もやってきてワッペンを買ってくれたりと、ＭＢＲ初ＥＮＧＬＡＮＤ上陸を果たしたのであります。バタシーロッカーズについては後ほど、Pavilion（パビリオン）のところで書きます。
＊小ネタ：映画Alfie（アルフィー、ジュード・ロウのものじゃなくてオリジナル版）の中でＢｕｓｙ
Ｂｅｅ Ｃａｆｅが少しでてきます！
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