WELCOME TO "MODE BY ROCKERS"!! 当サイト「MODE BY ROCKERS」は「ROCKERS」「TON UP BOYS」と呼ばれる50年代後半〜60年代前半に最盛期を迎えたイギリスのサブカルチャーをこよなく愛する「HIROYUKI」によって運営されています。そのライフスタイルの追求が昂じて現在はロンドン在住。MODE BY ROCKERSとは1:本場イギリスの生きたROCKERSシーンを写真・文章で伝える。 2:自身のデザイン、制作によるオリジナルアイテムの発表。 3:ROCKERS御用達の英国製小物(バッジ、ワッペン、ヘルメット、グローブなど)を販売するオンラインショップ。主にこの3つから成り立っています!! |
「MODE BY ROCKERS」とは今年で8年目となる私、HIROYUKIの「ROCKERS」としての形を表現するものです。2005年現在、念願だった「ロンドン」にて生活しています。本国ROCKERSシーンの情報発信とともに、MODE
BY ROCKERS(以下MBR)をイギリスはもとより、ヨーロッパ各国のROCKERに認めてもらうためのチャレンジとして日々刺激のある生活を送っています!! ACE CAFE LONDONのサイト、2004 ACE CAFE REUNIONのページに載ってます! http://www.ace-cafe-london.com/ こちらは、2005年に参加した新年1日に都市の真ん中で行われたパレードの模様。 59クラブの現代表「ファーザースコット」やACE CAFEの「マーク」達と一緒にちんたら走りました!! http://www.haldenphotography.com/londonparade/php/viewthumbs.php?page= 30&photos_per_page=10&gallery=2005-Parade http://www.newyearparade.co.uk/(ホーム) |
MBRは「現代のROCKERS」という意訳となります。まだ十代だった頃、生きる道は「ROCKERS」であるとまんまと思い込んだ自分は音楽やバイク、ファッションに夢中になりますが、ある時から一つの悩みが生まれました。「現代に生きる自分なのにそれは50,60年代のしかも英国で生まれたものなのだ。当時のバイク、音楽、ファッションが揃った時点で終了してしまうのだろうか?それでいいのか?」というものでした。そこから辿り着いたものがこの「MODE
BY ROCKERS」です。自分の仕事として現在の「ROCKERS」が身につけるものをつくろう、それがまさに自分の生き方なんだ!と。 8年目の今、よく言われます「自分のライダースつくれていいね。」と。それは嬉しいことです。しかし、ライダースがつくれるのでなく、それがつくりたいからこそこの道を選んだのです。レザーの職人として数年間には「こんなものつくってくれ」と色々言ってもらったこともありましたが、自分の意志とは違う、ただお金のためにもくもくとする仕事であるならば、それは私にとって無意味なものなのです。なぜならその出来上がったものに自分の「気持ち」がこもっていないのだから。 |
59クラブジャパン(2000年終了)の後期にデビュー(?)。1998年の同クラブの山梨県でのイベントにT−シャツを手刷りで作成し持参。そのとき買ってくれた仲間の約半数は未だに「ROCKERS」として、また友人としての連絡をとりあっており、自分にとってかけがいのない思い出の一つです。 |
その後、念願だったライダースジャケットをつくります。形は昔から決めていたロングライダース!MBRは泥臭いスタイルではなくて、「洗練」されたものを目指してます。だから野暮ったく、安っぽいものではなくて歳を重ねてもずっと身につけられるものがこの頃からのコンセプトだからです。初めて触れる、素材としての「革」の奥深さに魅せられたところからレザーへの追求がはじまりました。 当初は卸屋さんで購入していましたが、それでは物足りなくなってきたために遂にレザーの生産工場まで足を運ぶこととなります。馬、牛、鹿、豚、山羊、羊、爬虫類など姫路、大阪、奈良、東京のタンナー(レザー生産工場)にほとんど飛び込みで遊びに行かせていただき、気持ち一つでかわいがっていただきました。(もちろんなかにはそんな小僧なんて相手にしてくれないところもありましたが。) |
MBRで使用するレザーのほとんどは、タンナーさんに直接発注をかけたものでした。中でも、カスタムメード(オーダーメード)のライダースには、それだけの、一着分だけの革を仕上げていただいたこともしばしばありました。通常は何十枚、何百枚生産のために使用されるラインが、数枚のレザーのために稼動されるのです。 そうして仕上がった革にはその職人さんたちの気持ちと、自分の感謝の気持ちが溢れる素晴らしいものだと思います。モノをつくるという事は魂と魂の「呼応」なのです。そして、素材から品へと姿を変え、仲間やお客様に身につけていただきます。それは私と皆さんの繋がりであり、魂の「共鳴」でもあります。 |
数年をレザーの追求に費やした後、いよいよ夢であったイギリスはロンドンへと飛び立ちます。こちらでは再び「学生」となり、現在は「ハンドクラフト・テーラーリング」を学んでいます。その数百年にもさかのぼる伝統の技術を習得し、これまでのカスタムメードをライダース(ビスポークライダース)のフィット、ディティールをより完璧なものを追求すると共に、Teddyboy達が着用するドレープジャケットを仕立てる伝統的なテーラーを目指し奮闘しています。 |
イギリスで心が震わされた、もう一つのスタイル「Teddyboy」「Teds」。日本にいるときよりバンド「The Crazy Teds」のMr.Takahashiより色々教えていただいていましたが、自分の大事なものとしてROCKERSとともに貫きたいと感じています。(写真右側の日本人はGUN!2005年英国にて) |
MBRも少数ですがイギリス、ドイツ、フランス、イタリア、フィンランド、ノルウェーのROCKER,TEDSに身につけてもらえるようになり、感激に胸いっぱいになりながらも、もっと世界を超えて「ROCK’N’ROLL」という意志で多くの仲間と繋がって行きたいと願っています。日本の皆さんには是非私が思う存分こちらでチャレンジできるよう、応援の程よろしくお願いします! |
**The Spirit of MODE BY ROCKERS <written in 1998>** | ||
「CAFE RACER」を駆る「ROCKERS」「TON UP BOYS」に 自分の居場所を感じる想いを根本とし、その意識の在り方を表現したもの 立ち止まることを否とし、走りつづけたい人、走りつづけなくてはならない人 単なる懐古主義にのみ囚われず自分自身のオリジナリティーを持ち 絶えず貪欲に飢えている人 外見だけの見せかけでは無く内面の精神(SOUL)(SPIRIT)の 確立を望む誇り高き人 主として以上のような人に身に付けて頂けたら、それは身に余る光栄 「誇り」というものはその確立を望んだ時点から生まれ 培われていくものだと思う 納得できない「今」というぬるま湯に浸かって 満足している人にはご遠慮願いたい 時には休息も必要だが、それに溺れるという事は 自分自身への敗北であり、ひとつの「死」「DEATH」だと私は思う 自分が望む栄光「GLORY」を求めて走りつづける人には 是非身に付けて頂きたい MODE BY ROCKERSが本当に価値のある 誇り高きものになるか否かは あなた方ひとり独りの意志によって 確立されていくものだと信じている MODE BY ROCKERS HIROYUKI |