59クラブのお手伝い!?
59クラブ登録中
 2005年8月某日。日本へ一時帰国の後、ロンドンに戻ってきてから久しぶりに59クラブへ行った。登録の代行をさせてもらっているおかげで月1,2回はスウィフトセンターへ足を運ぶようになった。もし、この事がなければ数ヶ月に一回、行くか行かないかだったと思う。だから登録を頼んでくれる人のおかげで「月1回は59クラブ」という機会を得ることができている。ぶっちゃけて言うと、大体クラブへ行っても10人以上の人がいることはまず少ないし、ライダースを着て、バシッと決めてくる人は皆無。そして最初はみんな愛想があんまり無い!笑 カウンターからお茶を出す係のピーターに声をかける、カウンターから出て仲間と談笑している。その話が終わるのを待っているときりが無いので、話に割り込んでお茶を入れてもらいお金を渡す。この間会話ゼロ。「おぉ、日本から戻ってきたな、久しぶり」も無し!この日はニコリともしねぇ。そして軽くへこむ。イギリス人はシャイでお天気屋さんだ。

 登録はいつもサンドラというレディーがしてくれるのだが今日は旦那のギャリーと用事があるため早めに帰るという。「あんた、急いでんのやったら、彼がしてくれるわ。」と指差したのがデレックというおやじさん。この人とはまだ全然話したことが無く、いつも愛想がないので「マイッタナァ〜、10人近い登録してくれるかなぁ〜」と思ったが杞憂に終わった。皆さんからメールをもらった後、それをこちらで59クラブの申し込み用紙に記入する。それをスウィフトセンターでクラブの保管用カードと会員証の2枚に書き写してもらう。登録帳にて一人一人ナンバーを振り当てる。これを10人分するとなるとちょっとした手間だ。日本の地名や名前は外国人にとっては難しいのでちょこちょこ間違えて用紙を破り捨てている。それをボケッと見ながらタバコを吸っているのも嫌だったので「手伝おうか?」というと「おう!」という返事。保管用カードを少々手伝いました。さすがに、日本へ送るほうは「イギリス人の字」の方が雰囲気出るだろうと思ったけれど「お前、これも手伝え」と言うことでこれまた少々手伝いました。だから運悪く(!?)僕の書いた会員証を受け取る人も今後でるかも!?

 あと一年ぐらいしたらいつも集っている親父さんたちに名前覚えてもらえるかな。
伝統・歴史を重んじるイングランド。仲間に入るまでの時間からもそういう気質が見え隠れする?

 ちなみに1962年から現在までの総登録数は29000人とちょっと。再来年ぐらいには30000人に達するのでは。会員証にあるその数字がこれまでの歴史の一つ一つ。



左:スウィフトセンター入り口。 右:クラシックセクションの通しナンバーノート。



AUGUST 2005