初 ACE CAFE LONDON |
![]() ![]() ![]() ![]() そんなこんなで今回の初エースは幕を閉じる。帰りの電車ではその興奮が冷めなかった。 * ROCKERS DAYとは毎年5月奈良で開催されるイベント。5回目よりHIROYUKIが代表、詳しくはここで! http://rday.fc2web.com/ |
ACE CAFE LONDON ROCKERS!! Jonny Stuart! |
7月の終わり、再びACE CAFE(エース・カフェ)。そして今回も電車。家から一時間半ほどかけて行く。![]() 夜も更けてきて、ROCKERたちも帰路に着く。じゃあまたね!「Take care!」と見送る。夜、ACE CAFEの明かりに照らされて走り去るROCKERSはなんともカッコイイ!くそっ!俺も早くバイク乗りたいなぁ〜ってつくづく感じた一日。 |
ACE CAFE LONDONの存在 | ||
![]() 日本のROCKERや少し知ってる奴に尋ねるとこういうだろう。「当時ROCKERSが集まってた”伝説”のカフェ」と。そして、日本ではそのロゴマークのグッズは高値だけどやはり、伝説のカフェのアイテムだから欲しい!と。 50,60年代のACE CAFE。ROCKERSが各々の愛車で乗りつける。人のざわめきと絶えず鳴り響く排気音。ある奴が調子に乗ってアクセルを煽ればそれにつられ、奴らのボルテージは上がりジュークボックスランが始まる。「おい、今日はお前にパイントおごらせてやるぜ!」 そんな想像を、当時の写真をみながらするだけで胸が熱くなったことが事がある奴にとっては、本当に憧れで大事な場所だろう。もちろん、自分にとってもそうだ。*パイントとは英国でのビール一杯を言う基準で500ml強。 ACE CAFEの現在とは?ROCKERSはいつもいるのか?いつもロックンロールが流れているのか?やはり「伝説」の「聖地」なのだろうか? 一度でも行ったことがある人は知っているだろう。通常、ROCKERSの姿を見ることは少ないし英車だって少ない。「おいおい、じゃあ一体なんだ?」という疑問が湧くのは当然。ここでACE CAFEのイベント等を紹介する。
最近、一番驚いたのは、ACE CAFEで「R ’N’ B ヒップホップナイト」が開催されたことだ。 これを読んで混乱している人もいると思うが、この後を読んで欲しい。 ACE CAFEが現代に「存在」するということは、我らROCKERSにとってとても大事なことで素晴らしいと思う。しかし、「経営」の面で言えば「ROCKERS」だけ相手にしていて成り立つのかというと、それは不可能なようだ。そこで「ROCKERS」を「増やそう」とするよりは現代のニーズに合わせたモータースポーツ、音楽のイベントをして集客力を増した方がどれだけ更なる利益が望めるか、ということになる。 ![]() しかし、ACE CAFE LONDONの単なる懐古主義ではなく、新しい不良のスタイルの発信源となろうとする方針は嫌いではないし賢い選択だと言える。だが、英国と日本の間にはその捉え方にかなりの開きがあるということを知ってもらいたい。 日本人のライセンス好きはついにACE CAFE LONDONにも触手が伸び、現在日本生産のACE CAFE LONDONが展開されている。金銭事情で言えば、ACE CAFE側はライセンス契約を結ぶことによる契約金、そこからはほっておくだけで金が入ってくることになるので万々歳だろうが、その歴史を利用した、「ロゴ」ブランドになることは正直心苦しい。日本では、そのカフェ自体の存在がないのでROCKERSだけをターゲットにしてしまうと、さらに利益が見込めない。結果その幅を拡げざるを得ないし、一体何が根底にあるものかがわからなくなって、最終的には安っぽいもので終わってしまうのではないかと危惧している。なぜなら、日本には本国同様の歴史がなく、一過性のものが多い。(それは西洋化がなされて歴史が浅い、日本人ならではの面白みではあるけれど)ライセンスを取得するぐらいだから、会社としても利益を出さないとその意味を成さない。その歴史の無い日本で、どうやって展開していくんだろうか?ロゴを使うデザインははっきりいってナンセンス極まりない。かといって、素材やディティールにこだわったところで、「ACE CAFE LONDON」の商品ということがわからないと売れない。所詮、ライセンスはライセンスであり、その企画に携わっている方は苦労されているだろうが、こうはっきり言わしてもらう。「あんた方はROCKERじゃないだろ、なんでやってんだよ?」と。ただ、そのライセンス取得に尽力した一人の男の気持ちはアツく、いいROCKERだと思うことを付記しておくが、会社という規模での「利益」を追求しなければいけないことについては、上記の通り。 ここまで読んでもらって、ACE CAFEはあなたの中でどう変わっただろう? あまり、日本では取り上げられない事をあえて書いてきた。 しかし、そのACEが現在に蘇ったことで、ROCKERSはまた一つ集まるところを手に入れた。当時のROCKERは懐かしむ場所ができた。そこで俺もROCKERと知り合った。歴史は繋がっていく。 ACE CAFEに初めてバイクで乗りつけたときは思わず涙が湧いてきた。 ACE CAFEは、やっぱり俺らの伝説の場所なのだ!! *アマゾンだと各雑誌が本国同様の値段でゲット! ROCKERS!:ジョニースチュアートの本。絶対必需品!一緒にTEDSも! http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0859651258/qid=1113747062/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/249-5088747-5301110 ACE CAFE LONDON THEN AND NOW!:ACE CAFEの昔と今。歴史をたどる本!! http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1870067436/249-5088747-5301110 |
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