TOKYO ROCKERS MEETING in Oct 2006 |
10月22日 東京のSuper Racer The Motorist CafeにてThe 1st ROCKERS MEETINGが行われた。(東海ROCKERS MEETINGとは別の主催者、イベントです、念のため) 関東でここ数年「ROCKERS」を銘打って大々的にやるイベントは無かったし、コンセプトは「ROCKERSの原点回帰」という事で当日はどれだけオーセンティックなROCKER達が集まるのだろうかと期待していた。 しかし、夕方からどんどんと雲行きが怪しくなり、現地に早めに着いた時にはもう雨が降ってしまっていた!!会場まで3箇所より走ってくるRUNにどれだけ参加者がいるのか、またどれだけ集まってくるのか心配していたが午後9時半ごろには千葉、東京組が到着。10時ごろには一番の大所帯となった神奈川組が爆音と共に現れた!! 近隣への苦情を配慮し、会場前ではなくて少し離れたところでの駐車となってしまったが雨の中ずらりと居並ぶカフェレーサー達に気持ちが昂ぶった!! それまで閑散としていた会場が信じられないほどの賑わい!DJがその場をロックンロールで包み、各々が会話や踊りを楽しんでいた。昨今の飲酒事情により、会場ではもちろんノンアルコールだが,、あれだけの雨の中を走ってきたのなら自ずとハイテンションになっていたのでは!?イベント自体は集まる場を提供する事を主体としているためにレコードホップメインのシンプルなものだ。「当時がそうだったように、”カフェ”という場所にこだわりたかった。」という主催者の大二郎、TOMONARI、NOBU達のアツイ想いによってつくられた最高の空間なのだ。(参加者にはDJが選んだCD-Rが配られた!)午前0時にイベントは終わりを告げ、激しい雨の中を帰らなければならない。愛車に跨り、出発を待つROCKER達と握手を交わしたが、どのグローブもすでにぐっしょり濡れていた。雨が降りしきる中を駆け抜けてゆく。闇にヘッドライトがいくつも並び、排気音が辺りの空気を支配する。そこがイギリスであろうと日本であろうと、いつであろうとその雰囲気に変わりは無いのだろうと改めて実感した。 東京はさすがに中心地であるだけあって、雨にも関わらず約100名の参加があったそうだ。スタイルも様々でオーセンティックにこだわる者、ローラーという日本独自の文化を取り入れる者など多種多様で面白い。しかしその反面「ROCKERS」という括りは幅が広くなりすぎているのではないか?とも思う。本国でも世代によってROCKERSの持つ雰囲気は違う。が、そこには確固たるオリジナルが存在する。それがまだ確立されていないこの日本で、ROCKERSが10年後、20年後どういう風に原点回帰と進化を混ぜ合わせながら進んでいくのか楽しみだ。 このイベントは大体4ヶ月ごとに開催するそう。数少ないROCKERSのイベントとして長く続いてくれる事を願ってます!! |