Vincent Day at the Ace Cafe -Oct 2005-
 エースに到着した時は午後2時過ぎ。すでに時遅く、大半のヴィンセントたちは帰ってしまっていたようだった。マークが「オールドバイクとオールドピープルは早く来て、モダンバイクとヤングピープルは遅くに来るんだ」と言っていたがそれは歴史の流れをもじったジョークかも?

 とは言ってもそれでも20台ほどのヴィンセントはモダンバイクに取り囲まれて、肩身がせまくなっていながらも残っていた。エースカフェではイベントに応じてカフェの前に停めるバイク、車を整理するのだけど、この日はもちろんヴィンセント達がその座を与えられていた。自分が着いた時にはかなりジャパニーズ・モダンバイクの割合が増えていたため、「お前のトライアンフも前に停めなよ、英国車だからさ。」と指示される。

 帰路に着こうとしているヴィンセントのエンジンに火が入れられる度にわらわらと人が集まる。50年以上も前のバイクなのにも関わらず、とてもジェントルな音で加速して帰っていく。どれもが綺麗なコンディションで本当に大事にしているのだと感じさせられる。

 さすがにヴィンセントとなると若者で乗っている人は皆無なようで、かなり年齢層が高いように見受けられた。まさに大人の嗜好品、ヴィンセント。




Series C Black Shadow & Comet





Series B Rapide





特大クロノと虎? こんな遊び心が「英国」




Series D Black Prince フルカバーが賛否両論!?




画像では分かりにくいけれど、左のラパイドには合皮のタンクカバーが装備!
50年以上も前からのアイデアとは驚き。








ワックスド・コットンジャケットがよく似合う英国のじいさま達。





ヴィンセントの歴史やそのレストアの記録。
さらに興味がある人は是非チェック!博多の「ALD GATE」!!

http://www.horae.dti.ne.jp/%7Ealdgate/index.html.htm