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<採寸方法・サイズ> 写真の様に手の平、甲を一周メジャーで計り、下のサイズ表「適正寸法」よりサイズをお選びください。 |
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素材 : カウハイド 裏地 : フリース (ポリエステル100%) |
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私、MBR HIROYUKIの手の平、甲の寸法は21cm弱、Mが適度なゆとりがあるベストサイズです。薄いインナーグローブであれば重ねる事が出来ます。Sサイズも着用できますが、インナーグローブのゆとりはなく、スロットルを握るとタイトで若干レザーの張りを感じます。タイトに着用するならばSサイズですが、グローブはステッチの目が細かいので、できるだけ負担をかけない事が長く持たせる秘訣です。一方、Lサイズはインナーグローブ着用が多い方には、程良いサイズと言えます。現に、これまで自分が使っていたグローブはLサイズ相当で、慣れてしまえば問題ありませんでした。このように、好みのフィッティングによりチョイスが分かれますので、寸法+ご自身の好みのフィッティングでお選びください。(サイズのご質問などお気軽に!!) (MBRステアベルよりもゆったりしたつくりですので、ステアベルでLの方もMサイズで大丈夫です。) もう一つ、サイズを例に出しましょう。手の平、甲の寸法が18,5cmだと、XSとなります。適度なゆとりがあり、ベストサイズですが中にインナーグローブを常用するのであればSの方が楽のようです。女性の場合はXSでも大きめに感じられることが多いかと思いますので、タイトフィットをお探しであればおすすめいたしません。インナーグローブを使用し、ゆとりのある着用でも気にならない方向けです。 着け始めは指が長めに感じらることがあるかもしれません。しかし、お使いになられるうちに指の曲がりしわが付き、立体になる課程で変化しますのでこの点を事前にご理解ください。 |
<MBR HIROYUKIのなるべく客観的なインプレッション、セールストーク&お手入れ講座 2009年冬バージョン> |
今回のグローブはパターンのクオリティーがかなり上がりました。サイドの細いマチ、より立体になった親指がポイントです。また、手の平部分に補強を入れたことで強度への安心感もかなり増し、手首のジグザグステッチによりフィット感も向上していますので、パワーアップしたガントレットをよろしくお願いいたします。 この2年間、数ペアのChequred Gauntletを酷使し続けました。いつも製品が仕上がってくる度にチェックも兼ねていつも新しいものをおろして使っています。大雨に打たれ、絞れるほどに濡れた際はついでに洗濯も試してみました。洗面台にぬるま湯をはって、裏地を表から引っ張り出してやり全体に揉み洗い。後は絞って吊り上げて干してあげます。焦らずに乾かしてやるとレザーも特に変化しませんでしたので油分も補わず、そのまま使い続けています。ロンドンの冬は雨が多く、頻繁に濡れる機会があります。早く乾かしたい時は、ヒーターを使ってしまうのですが、そうして急に高温で乾かすとさすがにレザーは硬化します。油分を補わずとも、手を通して使っているとすぐに馴染んでくるのでさすが現在のレザーだと感心します。本当は邪道ですので、試される際はお気をつけください。長い目で見るとレザーにとっては決して良いことではありませんので、その点もご留意ください。 下記はこれまでの使用感などです。 ** 多少の吟面(レザーの表面の意)の剥がれ、擦れは当然のようにありますがキャブのティクラーからのガソリンをたっぷりと吸い、雨に打たれ、クリップオン・ハンドル(セパハン)で体重がたっぷりとかかってきた割りに、レザーの破れ、硬化などは一切無く、使用頻度にもよりますが、数シーズンは全く問題無さそうです。裏地のフリースは、生地の性質上多少の毛玉が出来てきますが、破れなどは見当たりません。思ったより汚れていないようですが、そろそろ一度ぐらいクリーニングしてもいいかと思っています。ちなみに、この一年間レザーのお手入れもまったくしておりません。下記は初登場の際に書いたものですが、若干手直しを含めてあります。 素材:レザーの厚みは約1mm、初めての着用でも指の曲げにストレスを感じない適度な厚みと柔らかさ。この厚みがあれば簡単に破れたりはしない。現に、3年ほど使用していたビンテージのグローブはシープスキン製で、これよりも若干薄手の物だったが、何の問題も無かった。いざ、スロットルを握ると指の縫い代が内側に入る仕立てのため、しばらくは窮屈に感じるかもしれない。これまで大き目のサイズを使っていたために最初はそう感じたが、ものの数十分の使用で違和感は無くなった。今後使い込んでいくと自分の指の形になっていくので、これぐらいの方が良いのだろう。ビンテージのガントレットと比べると、ガントレット部が広すぎずバランスが良い。(大半は裾が広く、またPVC(合皮)のため拡がりが結構目立つ。) ライダースのスリーブジッパーを閉じてやると綺麗に収まり、ワックスコットンジャケットも、袖口をすぼめながら装着すると綺麗に収まる。ただ、RAFのアービンジャケットなど、かなりごつくて袖幅があるものの場合は、袖の中にガントレットを押し込んでやった方がいいようだ。レザーが柔らかいため、この動作も難なく行うことが出来る。 風合い:ブラックはべったりした顔料の仕上げではなく、レザーの味が残された仕上げだ。個体によって、しわが入っていたりするが、それはそれ。布じゃないんだから、それも味として頂こう。ホワイトはべったりとした顔料仕上げだ。ちょっとしわが目立つところもあるが、着用しているうちに馴染むだろう。それに、この仕上げの方が表面に膜があるので水が滲みにくい。ホワイトは使い初めは綺麗過ぎてちょっと照れるかもしれない。だが、数回使用するとすぐにくすんでくるので、渋くなる。それに顔料仕上げなので、汚れもある程度はふき取りやすい。チェッカーは個体によってつくりに差があるようで、端の部分を横着したりするものもある。日本人の几帳面さにはかなわないようだ。外注のプロダクションに求めるレベルは難しい・・・ 防水性&保温性:小雨ならば一時間程度はイケそうだ。ただ、本降り&長時間だとしょうがない。(履いていたジーンズの膝下が絞れそうに濡れている状態で、グローブはわずかに滲みた程度だった。)まぁ、透湿・防水を求めるならばハイテクグローブで。わざわざ重いレザージャケットを好む人種なんだから、すぐに滲みてこなければ良しとしよう。裏地はフリースなので肌触りは良い。分厚すぎないので操縦感もそれほど損なわれない。寒さには強いのか?地面が凍結するほどの温度&長時間だともちろん寒い、指先が冷える。だが、30分〜1時間程なら余裕だろう。(もちろん走行速度による。冬場でも街中でストップ&ゴーが多ければ一枚でも大丈夫。)長時間の際はインナーグローブを重ねればいい。冬はしょうがないけれど、春・秋には最高な厚みだろう。真夏はさすがに辛いだろうが、ガントレット部をぐるりと折り返してやれば案外イケるか。(日本の真夏の昼間には全くの不向き。)オールブラックだと裏地がレッドなのでこれもまた良し。 お手入れ:雨に降られる回数によるが、月に1回オイルを補充してやると十二分でしょう。使い初めに塗布してやると、靴と同様で形が馴染みやすく、防水性にも一役買ってくれる。綺麗好きな方は、数ヶ月に一回は裏地を洗濯してやるといいのでは。その場合は裏地を引っ張り出してぬるま湯にしばらくつけ、洗剤で揉み洗いを。絞った後にペーパータオルなどで取れるだけ水分を除き、ドライヤーで指先部分などを軽く乾燥させてしまい、後は自然乾燥。これだけでもかなりすっきりするのでオススメだ。フリースは毛玉になりやすいので、あまり擦り洗いはしないように。旧車を愛する諸兄らはティクラーの所為でグローブ自体がガソリン臭くなったりするだろう。そうなるとたまにはレザーも洗ってやるといい。裏地と同じように、ぬるま湯に浸し、揉み洗い。熱湯は厳禁だ。あまり無理に引っ張らないように、優しくもみ洗い。そして何度かゆすいだ後に掴むようにして水分を取る。洗濯機での脱水(ネット使用)もありでしょう。決して雑巾のようには絞らないように! 乾燥機やドライヤーで一気に乾かす事も厳禁!一気にレザーが固くなってしまう恐れがある。自然乾燥中は、グローブの形を整え、乾いた後にはオイルの補給を忘れないように。 * 雨に降られ、乾燥した際に少し硬くなるようであればオイル分の補給をお薦めします。すぐに硬化が進んで破れる事はあり得ませんが、長くご使用になられるための秘訣です。そういう自分自身のグローブは一年間全く手入れはしていません。現代のレザーですので、そうそうすぐに悪くはならないんですよ。 |
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